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教科書

第32章 特殊場所・特殊工事

爆発の危険がある場所やネオン・小勢力回路。『金属管かケーブルのみ』の定番出題で締めます。

1. 危険な場所の工事制限

爆発・火災の危険がある場所は、使える工事が厳しく制限されます。

・==爆燃性粉じん/可燃性ガス・蒸気のある場所:
金属管工事 または ケーブル工事 のみ==
(MI・がい装ケーブル)

・==可燃性粉じん/危険物のある場所:
金属管・合成樹脂管・ケーブル工事==

『最も危険な場所=金属管かケーブルのみ』が超定番の出題。まずここを確実に。

特殊場所の工事
特殊場所の工事

2. 小勢力回路

呼び鈴・インターホン・チャイムなど、電圧の低い回路を小勢力回路といいます。

最大使用電圧 60V以下
絶縁変圧器を使って低電圧を作る
・電圧が低いので配線の規定が緩和される

『小勢力=60V以下』という数値が問われます。

3. ネオン工事・その他

・ネオン工事:ネオン変圧器で高電圧を作り、ネオン放電灯用の専用配線を行う
・ショウウィンドー・ショーケース内配線:条件付きでコード等が使える
・プール・浴室など水気の多い特殊条件の場所

ネオンや小勢力は『専用の決まりがある』と押さえる程度でOK。配点は高くありません。

4. 現場のひとこと

特殊場所は『普通の工法が通用しない=事故が大きくなる場所』です。

可燃性ガス・粉じん・危険物のある場所は、わずかな火花が爆発・火災につながるため、工事の種類が金属管・ケーブルなどに厳しく制限されます。『なぜ厳しいか=引火するから』。

小勢力回路(60V以下)は、呼び鈴・インターホンなど低電圧で危険が小さいぶん、規定が緩和される。“危険度に応じてルールの厳しさが変わる”という一本の理屈で、緩いほうも厳しいほうも筋が通ります。

ネオン・特殊条件は配点が低いので、『危険な場所=工法が制限される/小勢力=60V以下で緩和』の2点だけ確実に。深追いより取りこぼし防止が得点効率◎です。

POINT

5. ここだけは覚える

・爆燃性粉じん・可燃性ガス=金属管かケーブルのみ
・可燃性粉じん・危険物=金属管・合成樹脂管・ケーブル
・小勢力回路=最大使用電圧60V以下・絶縁変圧器
・ネオン工事=ネオン変圧器・専用配線

次は確認問題。第4部、そして材料・施工の総仕上げです。

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確認問題で定着させると、グッと身につきます。

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