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第58章 候補問題13問・工具・練習法

候補13問の全体像、必要工具、時間配分。アプリ最終章。ここまで来たら合格は目前です。

1. 候補問題13問の特徴

13問には共通の施工要素が組み合わさって出ます。代表的なもの:

・スイッチ系:単極・3路・4路、位置/確認表示灯内蔵
・パイロットランプ:常時/同時/異時
・自動点滅器・リモコンリレー・タイムスイッチ(端子台で代用)
・PF管・ねじなし電線管(E19)
・アウトレットボックス、端子台結線
・200V回路・接地極付コンセント

どれも本アプリで学んだ知識の組み合わせ。13問を回せば全要素を網羅できます。

2. 必要な工具

持参する基本工具:
・ペンチ
・ウォーターポンププライヤ
・プラス/マイナスドライバ
・電工ナイフ
・スケール(寸法measuring)
リングスリーブ用圧着工具(柄が黄色)
・VVFストリッパー(推奨。作業が速い)

電動工具は使用不可。HOZAN DK-28 などの試験用セットが定番です。

3. 時間配分と練習法

40分の使い方の目安:
複線図:3〜5分
加工・結線:30分前後
見直し:最後の5分

練習法:
・候補13問を最低2〜3周
・本番想定で40分を計りながら作る
・よくある失敗(寸法不足・極性ミス・圧着刻印ミス・心線露出・差込不足・結束バンド忘れ)を毎回チェック

練習量がそのまま合格率になります。

4. ここでつまずく:1ヶ月の練習スケジュール例

「13問を何周すれば受かるか」の目安。学科合格発表から技能本番まで約1ヶ月が標準。下のスケジュールで進めれば、欠陥ゼロまで届きます。

【1週目:基本動作の習得】
・複線図の練習(13問×描けるまで反復)
・輪づくり練習(10回×3日)
・リングスリーブ圧着の練習(小・○刻印)
・差込形コネクタの差し込み練習

【2週目:1問通し練習】
・候補問題13問を1問ずつ、時間制限なしで完成
・欠陥チェック5項目(極性/刻印/心線/差込/寸法)
・苦手な問題を特定(だいたい3〜4問が苦手)

【3週目:40分計測】
・タイマー40分で1問完成を13問分
・最初は時間オーバーOK、徐々に短縮
・40分以内に完成できる問題を増やす

【4週目:仕上げ+苦手集中】
・苦手3〜4問を重点的に2周
・本番直前3日は新しい挑戦せず、自信のある問題を回す

材料の調達:候補13問の練習用ケーブル・部材セットがホームセンターやネット通販で売っています(5,000〜10,000円程度)。材料費は必要経費——ケチると練習不足で不合格、コスパ最悪です。

5. 現場のひとこと

ここまで来たあなたへ。最後の現場の声です。

技能試験は“才能”ではなく“準備”の試験。候補13問は事前公表、工具も持ち込み、やることは全部分かっている。差がつくのは『13問を、見ずに・時間内に・欠陥ゼロで作れるまで反復したか』だけ。

40分の配分は『複線図3〜5分/加工結線30分/見直し5分』。最後の5分の見直し(寸法・極性・刻印・差込み・結束バンド)が、1つの欠陥から救ってくれます。

学科で積んだ理論(オーム→接続→接地→複線図)が、ここで全部“手の動き”に変わります。第1章から学んできたことは、すべてこの瞬間のためにつながっていた。

あとは手を動かすだけ。練習した分だけ、本番のあなたは強い。落ち着いて、ていねいに——必ず受かります。

POINT

6. ここだけは覚える(最終章)

・候補13問は本アプリの知識の組み合わせ
・工具持参(電動不可)、圧着工具は黄色柄
・時間配分:複線図5分→作業30分→見直し5分
・13問を2〜3周、40分計測で練習
・練習材料セットは必要経費(5,000〜10,000円)

おつかれさま。学科の全分野を学び終えました。あとは技能を反復すれば合格は目前です。

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確認問題で定着させると、グッと身につきます。

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